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私の貴重な休みは
ミナと一緒に居る事にした
遊んであげたり
絵を書き合ったり
髪を結ってあげたり
そんな事をとても喜んだ
ミナだってストレスが溜まってるだろうと思い
カラオケに連れて行って
歌って
踊ってるの見て(笑)
帰りに内緒でケーキ屋さんに行く
[好きなだけ食べて良いよ]
[うん!]
身体はデカイけど(笑)
まだ子供だもんね
たまにだしこのくらい甘やかしても良いだろう…
お家は戦場だし…
私でも辛いのに
こいつ偉いなぁ
そんな事を考えながらケーキを食べていた
ミナは3個取ったケーキの2個を残した
[…もういらないん?]
[うぅん、一個はお母さんにあげるの。
後一個はお父さんに]
[ケーキ食べたの内緒にしなきゃ、そんな金あるならって巻き上げられちゃうよ(泣)]
[…でも、これあげたらお父さんとお母さん、仲直りしないかなぁ?]
……。
泣きそうだった
あんな親でも私達のたった1人のお父さんとお母さんだもんね
早く仲直りしてほしいもんね
食い意地張ったミナがケーキ我慢するくらい
結構参っちゃってんだ
[それはミナの分だから食べな。
皆の分も買って帰るから]
[分かった!]
家族皆の人数分のケーキを6個買って
私達は家に帰った
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