生きていた後藤

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生きていた後藤

朝8時のとある中学校、教室はざわついていた。そう!あの学校1最強の男「後藤和貴」が東京スカイツリーに突き刺さって死んだというのだ。クラスはパニック状態におちいっていた。なぜかってそれは時が過ぎればわかるはずだ。   教室に後藤のクラスの教師「雨澤尚樹」通称、雨ちゃんが力強い感じで教室に入ってきた。ドアを開ける勢いは恐ろしいほどの力で、ドアは空中にふわりと上がり1人の男子生徒にドアが当たった。そいつの名前は「加藤翔太」学校1いや日本1の運の悪さの持ち主だ。加藤の近くにいるだけで死ぬかもしれないという噂もあった。加藤は鼻血を出して床に転がり落ちていた。しかし誰も心配する生徒がいなかった。そう近づいたら死ぬかもしれないからだ。そんな出来事が起きた瞬間に一人の男子生徒が立ち上がり発言した「相澤康平」だ。「先生!なんでそんなに怒りに染まってるんですか。加藤君がかわいそうです。」雨ちゃんは怒鳴った。「相澤ぁ!!!うるせぇぞ黙れぇ」康平は口答えした。「先生のくせに生徒とぶっ飛ばしていいんですか?おかしいと思います。」言った瞬間、雨ちゃんは康平に向かって気のようなものを飛ばした。誰もが死んだなと思ったが康平はなんとその気を手で弾き飛ばした。康平が弾き飛ばした気は見事に雨ちゃんの腹に当たり雨ちゃんは気絶し黒板の前に倒れた。康平はそのまま加藤の場所まで行き担ぎ上げ、次に雨ちゃんのことも担ぎ上げドアのない教室と廊下の境目まで行き一言いった。「みんな後藤は生きてる。あいつが死ぬわけない。安心しろ!それと誰かドア直しといてくれ。」そんな言葉を言い残し康平は二人を保健室につれて行こうとした時ただ1人康平の言葉に反応した男がいた。学級委員の「木村和希」だ。「俺がドア直しとくわ。みんなは違う先生が来るまで自習!!!」と大きな声で言った。康平は少し笑い「よろしく」とつぶやいた。木村は地獄耳だったのでその声が聞こえたらしい。「おうよ!」と元気よく答えた。その他のみんなはそんな出来事と後藤死亡説が頭の中でぐちゃぐちゃになり。唖然としていた。
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