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「何で私が!?」
「だって俺こいつと家逆方向だしな。お前同じ方向だろ?」
「いや!知らないし!」
「一緒なんだよ。」
平然と言い放つ。
いや、不味いでしょ。
それは。
だってもう日にち跨いじゃってるんだよ?
こんな遅い時間に家まで送るなんて…。
しかも相手は佐倉さんで…。
「いや、やっぱりダメだって…!」
振り返ると、そこに佐伯の姿は無い。
テーブルの上に小さな紙が置かれていた。
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