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するとその友達のものと思われる車を発見して、私はビルにもたれていた体を起こす。
何て言って攻め立ててやろう…?
その前にまずは謝罪の言葉か。
彼がどんな顔をしてこちらに来るのか見つめていると、彼が車から降りてきた。
「…あれ…?」
思わず口から漏れる声。
彼は私の知らない男を連れて、こちらまで歩いて来た。
ごめんごめんと軽く笑いながら。
私は知らない男からしばらく目が離せずにいた。
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