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零「この学園は東棟と西棟があるんだ。東棟は一階は職員室と保健室。二階は一年生。三階は二年生。四階は三年生になっているよ。西棟には音楽室とかがあるよ。後寮のことだけど、夜慧と夢月君は同室ね?四階だから!食堂は一階にあるからね?」 夜慧「ほーい」 夢月「はい!」 零「説明はこんな感じかな?」 夜慧「ありがとう、それじゃ職員室にいくか。」 零「ちょっと待って!」 立とうとした夜慧と夢月を零が止めた。 夜慧「なんだよ」 零「はいこれ!」 零は夢月には、赤色のカード。夜慧には夢月と同じ赤色のカードと黒髪のウイッグと黒のカラコン、眼鏡をわたした。 夢月「このカードは?」 零「部屋の鍵としてもつかえるし、食堂ではお金のかわりになるからね!」 夜慧「わかった。でもこれは?」 夜慧は黒のカラコンとウイッグ、黒の眼鏡を持ち上げた。 零「夜慧が食べられないように!!」 夜慧「はぁ!?なんだよそれ…」 夢月「いえ、夜慧さん!それはたしかに必要です!!」 夢月は必死に夜慧に訴えた。 零「それに…ここには青騎士の元総長とその側近がいるんだ……」 夜慧「!?嘘だろ…」 夢月「あいつらが…」 零「本当だよ。だから夜慧絶対にそれつけてね?」 夜慧「わかった。でも夢月はいいのか?」 夢月「そうですね…一応変装しておきます。」 夢月も眼鏡と黒のウイッグを零から貰った。
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