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友里恵とバイバイして、篠山の家に着いた
ガレージに自転車を停めて、チャイムを鳴らす
「入れよ」
玄関の扉を開ける
「篠山ぁ」
「ウッス☆」
「あ…?え?」
玄関入った瞬間
スラッと背が高く、丹精な顔立ちにブラウン色のくしゅくしゅ頭がよく似合う知らないイケメンが目の前に立っていて動揺しちゃった
「碧ちゃんだろ、よろしくぅ☆」
軽い感じで、ピースしてるイケメン
「あは…よろしくぅ」
つられてピースしちゃう
「ビックリしたろ」
後ろから篠山が出てきた
篠山は、今人気の可愛らしい系
でも、顔とは間逆で性格はすごく男っぽい
そのギャップの効果もあり、モテる
「誰?」
「同じクラスになった陽介。それよか、コンビニ行かないか?」
「へ?」
どうしてかテンパってる私
「腹減ってない?」
優しい口調の陽介くん
それよりもなによりも!
すっごくドキドキしちゃってる
どうしよぉ
こんな時どおすればいいの!?
「碧ちゃん?」
「あ?あぁ!すいた!すっごくお腹すいた」
変な話し方しちゃってるよぉ
もう情けない
最悪だぁ
キモイとか思われたかな?
ハァー
「んじゃ、行こうか」
篠山のかけ声に、落ち込みながら自転車に乗りコンビニへ
サンドイッチを買って、篠山の家で食べた
「碧ちゃんって、篠山に聞いてた印象と違った」
「そう?」
アイツ、私の事何て言ってたんだ!?
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