プロローグ

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マリアの胸に赤い薔薇が咲いたかのように 彼女はその場に倒れた 冷たくなった彼女に抱き抱えられた赤ん坊は 男達に抱きかかえられながら その場を後にした 泣き声を出さず静かに眠りながら 「魔女の子供だ こいつも悪魔になるかもしれぬ」 マリア「ワタシノ‥コドモ‥ カエシテ‥」 今その道は雨が降る夜 女の声とともに 赤い雨が降る
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