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「だよな~!普通そうだよな~!残念だったな~ファンクラブじゃなくて~ww」
なぜか嬉しそうな和大
「・・・実は俺今朝下駄箱にラブレター入ってたんだ」
「うぉぉぉ~!!ジェラシィィィ~!!」
なぜかじだんだを踏む和大
こんな感じで春也はいつも和大をイジッている。この日常は変わらない。
「冗談だ。話を戻すが、和、お前何か心当たりないか?ピッチングしてる最中この近くで不審な動きをしてるヤツとか」
「う~ん・・・わっかんねぇな。悪いな力になれなくて。でもまぁ気にしなくていいんじゃないか?どうせ商店街のやつらがスパイにでも来てんだよ。で、で、誰にラブレターもらったんだ!?」
「・・・そっか・・・まぁそうだよな。こっちこそ悪かった、練習中断しちゃって。続けるか」
「おうよ!!」
華麗にスルーする春也とスルーに気づかずに話を進められる和大。実に美しいコンビネーションである。
―パシン!
練習を再開する二人。
だが春也は気にせずにはいられなかった。実に一週間もの間、この視線を浴びていたのだから―
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