終わりと始まり

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『こちらアレックス大尉、敵拠点前の傭兵、全機撃破した!一斉に攻撃するぞ!!』 「了解です!先に攻撃開始してくれますか!?」 一人のボーダーが、アレックスに無線をつなげる 『了解!すぐに来い!!』 と言い、無線を切り 単独で敵拠点に攻めに向かった 先ほど、刀一本で戦った彼の名は アレックス・モール 彼は、EUST所属のボーダー。 階級は、大尉。 とは言っても、別に強いわけではない。 仲間とのコンビネーションや死神と呼ばれながらも、とても仲間想いで戦っている。 多少、やや突撃癖があるのが弾にキズ。 しかし、そう容易に敵拠点を攻めれるはずはない。 『・・・!』 アレックスは、目つきを変えた 目の前に、巨大兵器ワフトローダー。 『そう簡単には・・・行かせてくれないわけか・・・!!』 そして、彼にはもう一つあることができる・・・ バシュウウウウウウウウンッ!! ドドドドドッ!! ガガガガガガガガガガガッ!!! 激しい攻撃をするワフトローダー 本来の兵士ならば、大半ここで堕ちる。 だが・・・アレックスは パアァァァァァ・・・ 「!?」 「なんだ・・・!?あのオーラは・・・!!」 『あんまり使いたくはないがな・・・!!』 強化人間なのだ。 入隊前、拉致事件に遭い 強制的に、薬を飲まされた だが、駆けつけてきたEUST兵に助けられ 彼は、EUSTの軍人として戦う。 そのおかげで、光を放出している間・・・反射神経は、並より圧倒的に良い。 シュンッ!! 「は・・・速い・・・!!」 ワフトローダーに乗っていた兵士、唖然。 当たり前だ、普通なら死ぬはずの一斉射撃がすべてかわされたのだから。
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