東方軍人道

終わりと始まり

『・・・は？』

唐突に何を言い出すかと思ったら、何だコイツ・・・

頭おかしいのか？

いや・・・おかしいのは、その前だ。

たしか、コイツ・・・変な紫色のしたスキマから、出てきて・・・

これだけは、言える

コイツは、俺たちの世界の人間じゃない。

別の世界からやってきた人間だ。

「言葉通りの意味よ、あなたを見ていたら興味をもってね・・・」

『見ていた・・・？』

「そう、あなた・・・この世界の人間でも・・・ただの人間じゃなさそうね。」

「強化人間という奴かしら？」

『・・・！』

な、なんで・・・コイツは俺が強化人間ってわかったんだ！？

「オーラが出て、目の色も変える・・・ますます興味を持ったわ・・・どう？あなたは、死亡扱いされてるんだし・・・こっちにこないかしら？」