90人が本棚に入れています
本棚に追加
「でも…確かに酷いよ。アレは…。
どう考えても、亮だけど亮じゃないし。」
亮だけど亮じゃない。って言葉に全てが詰まっている。
大きく取り乱し、空気も読めず、失言、失言のあの場には、もう戻りたくない。
「私はその場にいませんでしたけど、友達が言ってました。」
「……死にたいです。」
「でもっ、佐奈ちゃんは何も言ってないじゃないですかっ!」
……………
「その名前を出さないでくれぇ!!」
「大丈夫だよ亮。大熊ちゃんは亮のこと嫌いじゃないから。」
「…もうやめてください…。」
陸も彩も酷すぎる。
俺の気も知らないで…。
最初のコメントを投稿しよう!