愛と剣

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「カッパスタ優秀作品が、発表になったな」  マックの店内で、ハンバーガーをパクつきながら翔太が言うと 「ああ……そうだな」  フライドポテトを、ほうばりながら雄介が応える。 「で、オマエはどうだったんだ?」 「んっ? オレ? 駄目だった。かすりもしないよ。閲覧数が1万にも届かないようじゃな」 「そうか。まあ、気を落とすな。次を狙おう。実はな、オレは新しい作品の筋立てを考えた。これならウケる。絶対だ」 「んっ? もうか? 早えな。で……どんな? 得意のSFか?」
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