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私が彼と出逢ったのは高校入学してから
授業(というかHR)で自己紹介したとき、ホラーゲームが好きだと言った彼
そんな彼に私は「ホラーゲーム好きなの?」と声をかけた
そのときはお互い人見知りをして会話も弾まずに終わった
それからは会話を交わすこともなく、初めての音楽の授業
歌を歌うとき、曲の候補に「メルト」と言った彼
私は友達と思わず「メルト知ってるの!?」と興奮気味に話しかける
ここから親好は深くなる
親好が深くなり、家にも友達と一緒に遊びに行った
そんな私を苦しめるのは勝手な"嫉妬心"
そう、私は彼に恋していたのだ
でも、彼には恋人も居たし友達とよく話す
休みの日に遊びに行けば友達は彼とベッドで昼寝
私はと言えば、ベッドの足元近くで体操座り
隣で寝たかったけど、「隣で寝たい」なんて言える勇気を持っていなかった私は勝手な嫉妬心と戦いながら、2人が起きるのを待っていた
今だから言えるけど、正直泣きたかった、寂しかった、いつも隣には友達
私は彼のそばに居ることが出来てないような気ぃさえした
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