君を好きになった理由(わけ)

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そんなある日、初めて友達と彼が私の家に泊まりに来てくれた 寝るときは下の和室に布団をひいて3人で寝た 友達、私、そして彼 夜遅くまで私たちは話したりして盛り上がった ある程度盛り上がったところで、みんな眠たくなってきたから寝た そのとき、私は寝ている彼の指をそっとにぎった 大好きな彼の指、とても緊張した だって、大好きな彼が隣で寝てて、指だけど握れたんだもん すると彼は優しくにぎりかえしてくれた 夢かと思った、覚めなければぃいと…― それからまた進展もなく、3人で過ごす日々がはじまった ―そうそう、ここだけの話、私は友達が1人で泊まりに来てくれた時に彼について語りまくった 友達は「アイツよりいい顔の男とか声のいい男とか身長高い男とかいっぱい居るよ?」なんて言ってたけど、私は彼に夢中で興味を示さなかった むしろ「そうかぁ?彼のこことか最高やん」なんて1人ではしゃいでたのが恥ずかしい―
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