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途中おかしな人に出会った
足を引きずって「あ~」とか「う~」とかいいながら声にならない声をあげながらウロウロしている
それが一人だけだったら無視して放っておくけど
いい大人がそれを集団でやっているのを見てしまっては意識せざるをえない
というか何してんだろこの人たち
あっ!!
僕は重大な事に気がついた
そう、つまり
マイケル・ジ○クソンのファンが集まってスリラーの練習をしていたんだな?
なるほど、確か今年マ○ケルが死去してからちょっと一年経とうとしている
「そういう事か~」
僕は心の中のモヤモヤが取れた気がした
そんなこんなしてる間に学校に着いてしまった
軽く鬱になる、何でかというとね・・・
全校生徒がスリラーの練習をしていたからなんだよね・・・
「えっ?」
人間は驚きの限界を越えると思考がストップしてしまうらしい、僕はただそこにしばらく突っ立っていた
その時、校舎から3~4人くらいの人達が悲鳴をあげながら走って出てきた
男子2人に女子2人くらい、といった感じだった何で正しく人数を数えられなかったかというと
出てきた何人かはそのスリラーの練習をしていた人に思いっきり引っ張られ、倒れた瞬間に噛まれたり、出てきたのはいいが、逃げ場を無くして10人くらいに噛まれまくっていた
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