ムザンとヒサン~第二章~

16/46
前へ
/470ページ
次へ
~再びやすられた宿屋~ ム「…うーん…手がぁ…足がぁ…」 イルヨ「旦那~そんなんじゃモノホンのリヴァイアサンに遭遇したらイチコロですぜ」 ム「当たり前だ!そんな伝説上の生き物が本当にいたとしたら人間なんかが敵うか!!抜けた鱗に潰されて成仏できるわ!!」 イルヨ「んじゃ万が一遭遇したらどうするんです?」 ム「対話に決まってます。心を込めて腹をわって話しあえば必ずわかりあえる。俺はそう信じてる。土下座という究極のへりくだり方も身につけているしな。何なら下僕になってもいい」 イルヨ「何処までもかっこ悪い御方だ…」
/470ページ

最初のコメントを投稿しよう!

161人が本棚に入れています
本棚に追加