ムザンとヒサン~第二章~

23/46
前へ
/470ページ
次へ
ヒ「…すまないムザン…」 ム「気にするな。もっと強くなってから挑めばいいさ…」 ヒ「…私が空を飛べたなら…」 ム「うん、ヒサンさん…反省点ちと違う」 ヒ「…?私が空を飛ぶ料理を作れたら…?」 ム「うん、遠くなった。料理が空飛んでもしょうがないよね?」 ヒ「…私が空飛ぶ漁師を投げれたら…?」 ム「リヴァイアサンを一本釣りでもさせる気かい?そうじゃなくてさ」 ヒ「…あっ…ムザンが空飛ぶ漁師になって一本釣り」 ム「出来ねぇよ!どんだけ丈夫な竿と怪力が必要なんだよ!?だいたい餌は何食うのアイツ?魚の餌でOK?撒き餌とかするとリヴァイアサンいっぱい寄って来ちゃうのかい?」 ヒ「…荘厳だな…」 ム「世界の終わりだ。撒き餌を撒くと世界が終わる…やだな…そんな世界…」
/470ページ

最初のコメントを投稿しよう!

161人が本棚に入れています
本棚に追加