1 だって俺は生徒会長。

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「女の子とヤりたい」 「我慢しろよ馬鹿。 とりあえずは男で」 そんな牢屋みたいな会話が飛び交う此処、私立琴宮学院高等部。 深い山の中に厳かに立てられた琴宮学院はなんと門前に“此処に入る者は一切の性欲を捨てよ”なんて書かれるほど女の子と関わりを持てない。 勿論ソトからの荷物には検問がある。 プライバシーとか何それ美味しいの?みたいな学院です。 だけどやっぱりエッチなことしたいのが男子高校生。……この学院に居る期間だけ、まぁその、男の子同士のニャンニャンなことがあったりします。 ほら男なんて穴があれば入りたい種族だから。 「一宮君、今日俺の番だよな?」 「あー……だっけ?」 そして俺、一宮照彦は、この学院1の色男と呼ばれる生徒会長です。 そりゃあもう入れ食い状態だし、ハーレムみたいなものだってあるし、まぁ顔よし身体よし金よしな俺に群がりたい気持ち超わかる! 俺も俺がいたら俺に抱かれたい。 今日もお洒落にブランドの新商品である香水なんか付けちゃう俺。 「いー匂いだね、一宮君」 そんでうっとりされちゃう俺。 ああ俺マジパねぇです。
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