黒いヒーローと赤いヒロイン

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国には人間はおろか動物すら見当たらなかった。 「本当にここにヒーローさんがいるのかしら…」 すると遠くのほうで動く小さな影を見つけた。 私は駆け寄って話しかけた。 「あの、道を訪ねてもいい?」 私がそう聞くとその子は振り返った。
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