黒いヒーローと赤いヒロイン

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追いかけているうちに一本道の行き止まりまできた。 子供たちは震えながら身を縮こめていた。 「ねぇ、私悪になったヒーローを探してるんだけど知らない?」 だが誰も質問に答えてくれなかった。 「ちょっと!!人の話聞いてるの?」 私は少しきつめに言った。 一人の女の子が指さした。 「お姉さんが…そのヒーロー…」 私が…あの悪者…?
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