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-1分後-
そして1分後、財布の口を閉じる頃には賽銭箱は500円玉で満杯になっていた。
…心なしか賽銭箱の文字が“さーせん箱”に見えたが、武は気のせいだと思う事にした。
…そしてそんな事を思ってる内に、
…ドドドドド……
(漸く来たか…)
武の待ち望んでいた足音が近づいてきた。
そしてそれを聞いた武は賽銭箱から4歩程離れた。
ドドドドドッ!
そして足音はどんどん大きくなり、
最終的には、
バンッ!
「おさいせ--ん!!!」
本堂の戸を乱暴に開きながら博麗の巫女“博麗 霊夢”が姿を現し、そのまま賽銭箱に飛びついた。
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