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続く世界~黒~
神様と呼ばれる少女を殺した。神様を真似た少年を生かした。
俺がしたのはそれだけのことだ。大それたことじゃなく、ただやりたいようにやっただけのこと。今じゃ、そこには全くの後悔はない。選択するために全力を尽くしたのではなく、選択した場所でやりたいように全力を尽くしただけだ。
一段落ついた今、ボーっとしてる間にもまた何か起きているのだろうか。あの、馬鹿みたいで、騒々しくて、幸せな日々のような一端が…
さて、若干前置きが長くなったがこれが終わりの始まりなので、もう少し付き合って欲しい。
神様に踊らされた俺たちが自分たちの足で駆け抜けるこの一瞬に。
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