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「おいしそう・・・」
ルーミアがつぶやく。
え、俺が?自分でいうのもなんだが、おいしそうにはみえないんだが。
「一応聞くが、あれか、人間の肉を食べる気か?」
「そうだよ?」
ルーミアは、他に何かあるの?と幼い目でこちらを見ている。
「あのなルーミア、人間は人間を食べちゃだめなんだ。」
「そーなのかー。でも私妖怪だよ?」
「え・・・ちょっと待て、妖怪なんて存在するはずが・・・」
ないと言いたかったが、ルーミアが木にぶつかる前の事を思いだして言うのをやめた。
どうしようか・・・まさかいきなり死亡フラグがたつとはだれが想像できただろう。
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