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少しの休憩を終え周りをよくみると、離れた場所に大きな湖があることが分かった。
「とりあえず行ってみるか。」
湖につくと誰かの声が聞こえてきた。
「あたいったらさいきょーね。」
声のする方を見ると背中の周りに氷の羽のような物を浮かばせている少女と、湖の近くで凍っているカエルが目にはいった。
こいつも妖怪なのか?
考えても仕方ないので聞いてみる事にした。
「君は妖怪なのか?」
今思えば、こんな質問を初対面の人(?)に言うのはどうかと思う。
「ん?にんげん?あたいは妖怪じゃなくて妖精。」
そんな事も分からないのかといいたげに俺を見ている。
仕方ないじゃないか。確かに言われてみれば妖怪というより妖精だけど、初めて見たんだから。
てか何この世界、人間じゃない奴にしか会わないし・・・
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