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とりあえず自己紹介でもするか。
「俺東雲 霧夜っていうんだ。君は?」
「あたいはチルノ。氷の妖精」
「チルノ、人間がいる所知らないか?」
「うん。あたいさいきょーだから知ってるよ。」
「おぉ!」
てか、さいきょーだから知ってるというのはおかしくないか?
「どこにいるんだ?」
とりあえず俺以外に人間がいることにとても安心した。
「ここ。」
・・・ん?
「ここにいるじゃん。」
真顔でチルノがいう。
「俺『以外』の人間に会いたいんだ。」
「なぁんだ。それならこの道を真っすぐに進めば、でっかくて紅い館があるからそこに行けば?」
「そこに人間がいるんだな?」
「うん。あたいさいきょーだもん。」
・・・俺なんかもう疲れたよ。
「じゃあそこ行ってみるわ。ありがとなチルノ。」
そう言って教えられた道を進む。
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