魔法学園ロスティアル

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エドラ「クラス分けは入り口の所に張っといたから見とけ。じゃあ解散」 その一言で新一年生達は蜘蛛の子を散らすようにバラバラと。グループに分かれたりクラスを見に行ったりと別れる。俺は断然後者だよ。 セイル「えーっと、セイル=カロルド、セイル…あった!1-Cクラスか」 ついでに言っとく。この学園は実力制じゃないから、強い奴と弱い奴が一緒に勉強し、共戦できるようにって学園長がしたらしい。 ガラララ 1-Cには数人の生徒がいた。黒板には『席自由』と書いてあるので、俺は窓際の最後尾…の隣に座る。窓際の最後尾は主人公の孔斗が座るってのがデフォだからな。 ?「お前、今年からか?」 前の席の奴に話しかけられる。 セイル「ああ、セイル=カロルドって言うんだ。お前は?」 ?「グレン=ブレイシスアだ。貴族だが、仲良くしてくれ」 ブレイシスア…確か元家族が贔屓にしてたな…でも絶対貴族主義のジエルワイス家と同じ絶対貴族主義じゃなかったか…? グレン「はは、絶対貴族主義なのに…って思ってるね?」
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