逆 転

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「も…やめ…」 晃くんは嫉妬に狂った目で攻め続け、私の中に怒りをぶちまけた。 事が終わっても私は動く気がしなかった。 ボーっと壁を見る― 真っ白な壁が私の心のようだった。 暫くして、床に横たわったままの私に気付いた晃くんは、無言で私を抱き起こした。
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