記憶~その1~

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女子の番だ。 可愛い娘はいないかと俺は自己紹介をしている女子を眼で追う。 健全な高校生なんだ、それくらいのことあるよな?な? 「明石鈴(あかしすず)です、よろしくお願いします。」 あ、同じ名字だ! とか思った。全国探せばいくらでもいるのにねー。 つか、ポニーテール似合いすぎじゃない?あの娘……。 俺としてはバッチリタイプと言ってもいいね。 女子の自己紹介も済み、適当に先生の話を受け流した。 このあとの家に帰ってからの荷物の片付けに頭はもう考えていた。 なにせ、独り暮らしだし。なにかとめんどうなのだよ。 _
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