おまけ

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「聞いてます?」 「あ。うん。聞いてる聞いてる」 「常にツンツンしてるし。俺のこと好きなんですよね?」 「うーん。まあ、少しはね」 「千花さん」 ハァと溜め息をつかれた。 「……今日、俺の家、来ない?」 「えっ」 「泊まっていけばいいじゃん?」 泊まるってことは、広重と、その……。 戸惑いながら、記憶にはないけど広重とやってしまってるんだと思い出した。 「……この前のこと全然覚えてないな」 「そりゃそうですよ。あれだけ寝てたら」 「……寝てた?」
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