誘われない花見

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「千花さん下さい」と広重は言った。 「はっ?」 「だから。上手そうなサバ煮ですよ。俺の話聞いてますか?」 「あっ。ああ聞いてたよ。いいよ。つまんで」 皿をテーブルの真ん中に置くと、「納豆食べますか?」と笑った。 うーん。 やっぱり広重は嫌だ。
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