幼少期

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19××年 わたしはある夫婦の長女として生まれた。 初めての子ども、初孫と言うこともあり かなり可愛がられていたらしい。 が、母親が言うには3つ下に妹が生まれ保育園に通うようになってから 「急にえらそうになった」 らしい。 正直当時のこと等記憶にないのに度々その話をされ嫌な思いをした。 さらにその2年後また妹が生まれた。 わたしは末妹を可愛がった。 6つも下の妹は喧嘩の対象にもならず、何より愛くるしい外見に夢中だった。 逆に3つ下の妹は気にいらないことがあると母親に告げ口をし、その度「お姉ちゃんのくせに」と怒られ妹のことがうっとうしかった。 幼稚園から帰ると末妹にミルクを飲ませオムツを替え、近所のスーパーにお使いに行き空いた時間に庭で向かいの幼なじみと遊ぶ。 そんな日々を過ごしていた。
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