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そして、越後に到着。
遙『此処が越後…』
(なんだか、吸い込まれるような感覚…)
小太郎『ああ。それだけ、“長尾景虎”という人物は凄いという事だ。“長尾景虎”はあの“春日山城”に居る。』
そう言って小太郎は遙姫に分かるように差した。
遙『あれが…景虎様が居る春日山城…』
小太郎『遙。春日山城に着いたら、設定通り行うぞ。』
遙『うん。』
(上手く出来るかしら…)
そして春日山城に到着。
門番『何処の者だ。』
小太郎『私達は、各地を転々としている“女中”とその“付添人”だ。景虎様にお目通りを願いたいのだが。』
門番『ならん。何処の者なのかも知らぬお前達を景虎様にお目通りをさせる事は出来ぬ。さあ、帰った、帰った。』
すると向こう側から何やら声が、
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