第1話
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遙姫は迷いながら、 遙 『甲斐の国はどう?』 小太郎 『良いんじゃないか?決めるのは遙だからな。俺は従うまで。』 遙 『うん…』 (甲斐とは言ったものの、甲斐で良かったのかな?) 遙姫は少し不安ながら甲斐へ決めた。 小太郎 『所で遙。身分を隠して、“武田信玄”の所に向かうぞ。一応設定上、遙は“女中”そして俺はその“付添人”として偽る。』 遙 『うん。分かった。』
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