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遙姫の部屋へ着くと、
幸村
『申し訳ありません。お館様の世話係などと…』
遙
『…まあ、バレていないようですし、ね?』
小太郎
『幸村さん、俺は何処に居れば良いんだ?』
幸村
『小太郎殿は、遙姫と少し離れた場所です。』
小太郎
『そしたら、傍にいれないじゃないか。』
幸村
『お館様の命令ですので…申し訳ない。』
遙
『あの…幸村様が謝れる事では無いのですから…』
(信玄様の世話係を命じられたけれど…口を滑らせ無いように気を付けなければ…)
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