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「……さん、……みやさん
………神谷さん神谷さん、起きて下さい。
そんな所で寝てると風邪引きますよ。」
「……んぅ~ 、おの…くん…?」
「俺じゃないなら誰だと思うんですか?」
「誰って……………ん?……………っ小野くん!?」
起きたばかりの僕の脳がハッキリと動きだして、僕は小野くんの名前を大声で呼び、無意識に小野くんに抱きつく
「なっなんですかいきなり、」
少しビックリしていたが小野くんは僕の頭を優しくなでてくれた。
小野くんの手はとても大きく暖かいし、なぜか懐かしく心地よい。
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