春の日に、君に逢いにゆく。

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電車がゆっくりと停まりました。 男は写真を大事にしまい、電車を降ります。 空は雲ひとつなく澄んでいて、桜花の色はそれによく映えました。 柔らかな風は花の香りを運び、新たな生命の誕生を知らせます。
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