お世話になります

9/16
前へ
/59ページ
次へ
「ああ、ここの女将のお登勢さんだ」 「お登勢さん…」 2人を烈火の如く怒っているお登勢さんを見た。 「なんかお母さんと子供みたい」 シュンとして怒られてる2人がなんだか可愛くて思わず頬が緩む。 「まあ、俺達にとっては似たような存在だからな」 以蔵も笑ってる。 「あの2人の暴走は俺や先生だけでは止められない時もあるからな。ああやって説教をしてもらえるのはありがたい」 ? 先生? 「ねえ、先生って…」 気になって聞こうとした時――
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加