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んで、俺が女の子の鬼畜さに驚いていると、
「あ、あの……さっきは助けてくれてありがとね!」
なんてお礼を言われてしまった。
「別にこれくらい何でもないって。
それよりも……さっきの話の続きだけどさ。
俺だって君に助けられてるんだよね。」
実際、この子の言う間違いや失敗が俺をこっちに喚んだって言うんなら、俺の言った《助けられている》てのは何の不思議もない。
「あ……そう言えば、さっきもそんな事言いかけてたよね?
どうしてなのかな?」
「ん~……まぁ、簡単に言うと誰かに殺されそうになっているところをこっちに喚ばれて助かったって感じかな?」
殺されそうになったってのは間違いじゃないはずだからコレで大体あってるよなww
「殺さ……!?な、なんでまた……。
だから私に助けられたって言ったんだ…。」
「そう言うこと。だから俺をこっちに喚んだこと、助けて貰ったことに負い目を感じる必要はないからさ。」
「そう言う訳にもいかないもん……。
だってあなたを喚びだした道具……壊れちゃったんだもん……。」
………。
「あ~……なに、気にすることはないって。」
思わずこう言ってしまったが、それは仕方ないさ。
女の子が泣きかけてたんだもんwww
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