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始まりは突然だった。
管理局の白い悪魔に萌えながら、歌う歌はメルト。
自転車に乗りながら歌を歌う俺――鳥海ユーリはただの定時制学生。
いつも見たく歌いながら、バイト先に向かう。
オタクだか、ニートではない。
立派な学生であり、一応社会人だ。
「すぅきだな~んて絶対に~「君、ちょっと止まって」……何コレ?」
呼び止められて振り向いた先に居たのはポリ公………もとい、警察だった。
俺別に悪い事してないよ?
イヤホンなんざしてないし、露出だってしてない。
余談だが、男の露出狂ってバカなの?死ぬの?
「君、見た感じ学生だよね?なんでこんな時間出歩いてるのかな?」
こんな時間……そう言われて、ケータイの画面を見る。
電源が切ってあった。
「こんな時間て……何時よん?」
「13時だ。もう一度言うけど、何で「学生がこの時間歩いてて、なんか変かよ?」……開き直るのかい?」
別に開き直るつもりなんてない。
「つーか開き直る必要なんてないし。俺定時制の学生だし。
つーかあんたバカ?んな事、少し頭捻れば分かるだろーに……
ってか俺これから少しの間バイトの応援に行かなきゃダメ何だけどさ?」
「ぐっ……」
苦虫かみつぶしたような顔してやんのwww
マジすっきりしたぜww
「じ、じゃあ引き止めて悪かったね、早く行きなさい。」
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