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光が消え去り、恐る恐る目を開ける。
目の前にはトラックなんてモノは無かった。
あぁ、良かったと言いたかったが………
周りに甲冑を付けたむさ苦しい男どもと、一人の可愛い女の子居たもんで、んな事は言えない。
何こいつら(女の子を除く)中二病なの?
剣とか装備しちゃって……
そう言いたかった俺だが、ひとまず場を和ませるためにこう言う。
「オッス!おら悟空!!いっちょやってみっかぁ!?」
ってね。
その言葉を境にむさ苦しい男達は緊張しながら剣を抜き放つ。
その剣を見て気づいたね。
コレマジもんだわwww
「君!!早く後ろ乗って!!」
「え?あっ、ちょっ!?」
咄嗟にその女の子を自転車の後ろに載せる。
二人乗りなんてしたことないが、見過ごす訳には行かないだろう。
「しっかりつかまってろよ!?」
「あ、は、はいっ!!」
「ま、待て!!逃がすな!?」
無理無理www
かつて県のチャリキングと呼ばれていた俺が走りごときに遅れをとるかってのww
ごめんなさい嘘ですww
遅れはとらないけど、チャリキングってのは嘘ですww
まあ、それは置いといて……
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