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私はあの時から
全てが止まっているから。
今の私はただの抜け殻。
もう一度あの人に
会えたらーーー‥‥
亮ちゃん。
高校に入ってすぐ亮ちゃんは死んだ。
突然の亮ちゃんの母親からの電話だった
『由紀ちゃん』
今にも消えてしまいそうな小さな震えた声。
『あ、亮ちゃんのお母さん。どうかしたんですか‥?』
『亮がね‥‥今朝‥
亡くなったの』
私は一瞬意味が分からなかった
亡くなった?
『何言ってるんですか!
そういう冗談やめてくださいよ~』
『冗談なんかじゃないわ‥』
亮ちゃんのお母さんは今にも消えてしまいそうな声を
振り絞って出して言った
『嘘でしょ』
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