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「土方さーん。うるさいですよ、こんな朝っぱらから。一生朝を迎えないよーにしてあげましょうか」
スパーンと言う音と共に1人の美少年が立っていた。
新撰組一番隊組長、沖田総司。
可愛らしい容姿とは裏腹に新撰組の中で1、2を争う剣豪である。
「総司……てめぇ、俺に向かってんな事言とは言い度胸じゃねぇか……」
土方は口元ヒクヒクとさせると沖田を睨む。
「やだなぁ、土方さん。
そんな事……」
ニコニコと黒い笑顔の沖田は言葉を止める。
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