1118人が本棚に入れています
本棚に追加
「裸でいいって言ったのに……」
私はこの開放感が好きなんだけどなぁ。
「陸斗自身理性が持たないと思ったんだろうな」
二人はパソコンから離れ、ベッドに座っている。
「理性??理性なんて崩壊させた方が精気吸えるじゃん」
「バカ、まだ陸斗は初(ウブ)過ぎる。じっくりいろんなことを教えていかないと……それに人間界に長く滞在するんだ。これからの生活についても陸斗から教えてもらわないとな」
それにさっき来た女も気になる。
私達の障害にならなければいいが……
「なるほどねぇ。人間界でも生活かぁ、でも楽しみになってきた!!でもなぁお腹は満たされたけどやっぱ精気が欲しいなぁ」
魔力が戻る今夜。ウフフ、いっぱい誘惑するんだから~
一方陸斗は母親の部屋のクローゼットから二人が着れる服を探していた。
「五着もないけど、まだ残ってた」
祖父母や親戚が両親の服を整理した時小物などを残す他に母親のワンピースも思い出の品として陸斗へ残して置いたのだった。
「うーんこれなら着れるかな……でも胸がなぁ……お母さん胸ペッタンコだったからなぁ……」『ちょっと陸斗!!お母さんだってBはあったわよ!!』
「えっ??」
今一瞬お母さんの声が聞こえたような……
気のせいか……
陸斗は純白で無地のワンピースとピンクの花柄のワンピースを手に持ち、部屋へと戻った。
最初のコメントを投稿しよう!