幕末†なんでも屋†

なんでも屋

鬼ごっこも終わった頃、招集がかかった。

ある一室に、数人の人が集まった。

龍牙、慶獅、葵郭、一太の四人に、その他男女四人。

その内の一人、髭を生やした威厳のある男性の顔が見えるように座る。

「依頼がきた」

髭の男性…もとい、ここ"なんでも屋"の長、諏訪六助[ｽﾜﾛｸｽｹ]が言った。

途端に皆の顔に緊張が走る。

「その依頼とは？」

すると、なんでも屋の一員である青っぽい黒の長髪を揺らす女性、李佐羅波[ｲｻﾗﾅﾐ]が聞いた。

それに六助は頷き口を開いた。