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しかしその中の一人が言う。
「だが私達はなんでも屋。どんな依頼でも受けるのが売りであろう?」
武士のような固い喋り方をする女性は東藤夏夜[トウドウカヤ]。
「でもよー夏夜姉…」
「確かに夏夜さんの言う通りですよ。私達なんでも屋は、その名の通りにピンからキリまで、ゴミ拾いから非人道的なことまで、様々な依頼を受けるからこそのなんでも屋ですからねぇ」
龍牙の不満そうな声を遮るように、一太が言った。
その言葉で龍牙は渋々だが了承した。
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