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この世界で俺が目覚めてから約六ヶ月がたった。
あの日、重い扉を開けて目に入ったのはボロボロに崩れた建物、道路は所々ひび割れており、何か強い衝撃でもあったかのように丸くべコっとへこんだ地面…
俺が眠っている間に何があったんだ?
それにさっきから聞いた事も無い奇妙な音が聞こえてくる…
まぁ気にしてしょうがない、とりあえず移動しよう。
街中を自分以外に誰かいないかと思い、訳もわからずウロウロとしてたとこ、突然物影から見た事の無い武器?を持った数人の人達に保護された。
その人達は回りから聞こえる音に警戒しながら、少しだけ原型を保っているドーム状の建物の地下に俺は案内された
目覚めた時と同様に長い階段を今度はどんどん下り進んで行く。
この地下は俺がいた薄暗い地下とは違い、電気が通っているのか普通に何があるか分かるくらい明るい。
外の光景を見るかぎり電気があるのはおかしいと思い、何で明るいかその人達の一人に聞いてみたが…
「それはコアのエネルギーを変換して…」
うん、もうすでにわけがわからない。
コア?変換?落ち着いたらまた聞こう。
「あ…やっぱ大丈夫です」
話しを強制終了させ長い通路を進んで行く
途中、帽子をかぶった少しガタイのいい男に
「お前以外に目覚めた人はいなかったのか?」
そう聞かれたので、俺は正直に目覚めた時の状況を説明したら、男はビックリしたのか驚いている
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