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ミニーは野獣に見つからないように、出口を求めて城を歩いていた。するとミニーはある部屋で何かを見つけた。
ミニー「あれは……?」
ミニーはガラスの瓶に入ったバラを見つけた。するとすぐ近くに
デイジー「助けて!」
ミニー「デイジー?」
ミニーはロープで宙に釣られたデイジーを助けた。
ミニー「デイジー、大丈夫?」
デイジー「ミニー!早くこの城から逃げて!」
ミニー「何言ってるの?!一緒に……あら?デイジー、透けてるわ!」
デイジーは言った。
デイジー「ごめんなさい。ここにいる私はあなたの想像で作られた幻なの。この世界も、宝石を見た時のあなたの想像の世界よ。」
ミニー「えっ?この城が宝石を見た私の心でできてるの?じゃあ、あの怖い野獣も?」
デイジー「あの野獣は、あなたの怖いと思う気持ちが生み出したもの。ここから出るには、あのバラを壊すの。」
ミニー「でも、あなたはどうなるの?」
デイジー「私はあなたの心で生まれた幻。あなたが元の世界に戻っても、現実世界の私には何の問題も無いわ。」
ミニー「わかったわ。」
ミニーはデイジーの言うとおりにバラを思い切り投げて壊した!すると、
ミニー「きゃあああ~……」
ミニーは赤い風に呑まれて、今度は綺麗な花畑についた。
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