プロローグ

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私には仲が良い男友達がいる。 彼とは小学校から中学まで クラスが同じになったことがなくて ただの同級生だった。 だけど中学3年に 初めて同じクラスになって お互いに顔を知っていたから 彼と打ち解けるのに そう時間はかからなかった。 中学高校はエスカレーター式の私学。 だから私の知っている人なんて限られるし,もともと男友達はいなかった。 彼と挨拶以外でも 少しずつ話すようになって, 今まで男の子と話さなかった私は 当然からかいのネタになった。 だけど そんな時彼が皆にいったの。 "友達だよ…大切な友達なんだ" ,
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