闇と光の中で

１章『過去』

夜美「先生、どうしましたか？」
と、その石井と呼ばれた少女は、返事をした。

この少女の名前は、石井夜美。

先生はあることを褒めるために呼び止めたのだ。

先生「今回の期末テスト前回のテストと変わらず、学年トップだったんだってな。先生は鼻が高いよ。」
と言って夜美を褒め鼻高々と去っていった。

夜美は、呆然と立ち尽くし、先生としてどうかと思いながら来年はもっとちゃんとした先生がいいと願った。