1章『過去』

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先生達「夜美ちゃん今回も学年トップだったんだってね。よく頑張ったね。」 「夜美がんばったな。次もがんばれよ。」 「夜美はえらいなぁ」 「がんばった夜美に何かプレゼントをあげようか。」 「そうね。なにがいいかしら。」 と先生達は次々に言った。 夜美は困ってしまい、苦笑いを浮かべると、今井優太郎先生が 「皆さん、夜美さんが困っていますよ。この話は僕達で後で決めましょう。夜美さんは部屋に行っていいですよ。プレゼント楽しみにしていて下さいね。」 と笑顔で言った。 夜美はこの先生を心から信頼していた。 優太郎先生は、夜美が困っていると必ず助けてくれる、優しい先生だ。 しかし先生にも夜美が孤児院の事で困っていることは、わからなかっただろう。 夜美は孤児院の仲間達にいじめられていたのである!
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